2014.03.18 Tuesday/ |
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バッテリーですね。 ラビットは半世紀前のバイクにもかかわらず12ボルト電圧です。 6Vバッテリーを2個直列につなぎ、12ボルトの電力を補っていたようです。 そこで、バッテリーマウントにボッチリジャストサイズの6N11A-3A規格を2個購入。 一個8千円なり。 外国製の安いものもありますが、耐久性やパワーなど、長い目で見て国内製GSユアサにしました。 マズあらかじめ2個を直列にするための端子を作っておきます。 バッテリー本体上部のフタを開け、バッテリー液をジョボジョボ注入すると、シュワシュワと音を立てて反応が始まります。 しばらく置くと、バッテリーとして使えるようになるのです。 車体に収めて端子をセット。 また、転落防止のバンドも欠品していたので、自転車のタイヤチューブを切ってバンドにしました。 キーをONにしてライトやウィンカー、テールランプの点灯をチェック。 エンジンもセルスタートできるようになりました。 念のため補充電を行いますが、6Vバッテリーなのに12V充電してしまいブレーカーが落ちて全然充電できてなかったというプライベーターあるあるをかましつつバッテリー設置は完了です!! あとはナンバーを取って梅雨が明けてくれるといつでも走り出せるはず☆ とりあえず続く
頼んでたタイヤがきました。 購入の際の条件としてはタイヤの耳が白い「ホワイトウォール」であること。 近年レアになりつつあるコンチネンタル製ホワイトウォールタイヤは少々お値段張りますが、パターンといい、ホワイトウォールの仕上がりといい完璧です! というか、スロベニア産のSAVAを探したのですが、どこも欠品でホワイトウォールタイヤはこれしかなかったので大奮発です。 ついでにチューブも購入! 週末まで待っていよいよ装着。 イイネっ! ちょうど「平成の磨きびと」エミ嬢がいたので。ホイールハブなどピカピカに磨いてもらいました☆ マフラーのエンドパイプが欠品していたので、自転車のハンドルをぶった切って取り付けました。 これによりオイル交じりの排気ガスからリア部分の汚れの防止を狙います。 このあとの作業はいよいよエンジン始動の準備です。 1.タンク内にガソリンを入れ、30:1の割合でオイルを混合する。 2.点火プラグを外し、プラグ穴からシリンダー内にオイルを放り込んでおく。←しばらく放置したエンジンはシリンダー内壁とピストン(ピストンリング)が軽く固着している可能性が高く、その状態で始動しようとすると、固着した部分がムリヤリ剥がされシリンダーに傷を入れてしまう恐れがあるので、この作業は必須です! 3.バッテリーがないので、チャージャー(充電器)をバッテリー出力取り出し端子に接続。 4.チョークを引っ張りキーをONにしてキック! 「ば、ばるるる・・・」 なんとキック1発であっけなく始動!その後は「べんべんべん」と可愛らしくも力強いエンジン音で安定したアイドリングです。 なんとなくラビットには「苦労するのでは?」という予感がしていたので拍子抜けでした。 しかし、白煙がハンパない。 マフラーエンドの効果はというと、どうやらマフラーの太鼓自体に穴が開いているようで、まったく効果を得られていなかった。 穴の部分にはガンガム(耐熱パテ)とアルミテープででDIY補修を施しました。 久しぶりに本ブログの趣旨である趣味についてのマニアックで退屈な記事が書けたと思います☆ 次回はバッテリー取り付け編に続く。 おまけ(バム)
薔薇プロジェクトもいよいよラストスパートです。 今回は、厄介者のレッグカウルをやっつけてしまいます! まずは青に塗る部分のマスキングを施します。 養生してから缶スプレーで青を吹き付ける。 今回はemi嬢が来て手伝ってくれました。なかなかウマイウマイ☆ 乾燥を待ってマスキングを剥ぐ。 この瞬間がなんともたまらん お次は赤を吹くタメのマスキン。 赤と青の境目の白ライン幅も考慮してマスキングしていきます(モチ目分量で)。 emi嬢の出番です。 馴れた手つきでサッサッサと赤を乗せていきます! 乾いたら養生を外す。 いい感じじゃないですか! ぺりぺり「たまんねー」 出来上がり! フロントフェンダーからレッグカウルへと流れる「V」がまさにアメリカンヴィクトリー! 当初の予定では今回クリアも吹いて仕上げようと思っていたのですが、風も強くなってきたので我慢して次回へと延期することにしました。 トゥービーコンテニュー!
土曜、天気も良いし風もないので薔薇プロジェクトを再開しました(ねまきで)。
厄介なフロントカウルをやっつけましょう! 田舎ならではの吹きっぱなし☆ 市内に住む僕の先輩はサンダーで鉄を削る作業をしていて、近所から苦情があり、結局示談金7万円払ったらしい・・ 気温も高く、日差しも強いのでシンナー特盛りで調合しましたが、逆にシンナーの量が多すぎてシャバシャバなのでインターバルを長めにとって重ね塗りしました。 相変わらず満足のいく仕上がりは滅多にないです(汗) ガンのコンディションを保つためにも、めんどくさいけど使用後のクリーニングは欠かせません。 塗装よりも後のガン洗浄の方がシンナーを多く使います・・ すぐ缶スプレーに走る理由もわかるでしょ?? ガレージの奥でタイヤ専用のホワイトレターマーカーを発見しました! すかさずやってみよう! オカンがこのバイクを見るやいなや一言「はずかしい・・」 大成功じゃないですかw
エア抜き作業開始から2時間くらい経った頃かな?
「ん?」 レバーを握る手にかすかな抵抗感が・・・ 「きたぜ!」握るごとに重みを増してきます。手ごたえありです! この瞬間、不安は一気に解消され、ケイタとおたけびを上げます「ヒヤッホゥ!」 それでも完全に気泡が出なくなるまで作業を繰り返します。エア抜きはとっても気長い作業だということがわかりました。 OK!フルードを継ぎ足して、ケイタがルンルンでマスターシリンダ−のリザーブタンクにフタをしようとしたそのとき。 「ぽろっっ」 砂利の地面にフタ固定用のねじを落として紛失してしまった模様。 ダメ男っぷり全開です! 2人で広範囲に探しても全然見つかりません。 こんなこともあろうかとケイタが無くすネジを想定して予め購入しておきました! うそです。ネジのストックはたくさんあるので、その中からぴったりのやつを取り付けました。 ケイタは後ろでまだネジを探してます・・・「あきらめやって(汗)」 取り付けが完了したら、いじった部分のボルト類の増し締めと点検を行い、テスト走行! さっきまでの不安が嘘のような笑顔(笑) 調子良さそうです!見た目もポジションもいい感じ。 良かったね☆ 「ちょっと待って!」ケイタがおもむろにマッキーを取り出しピカピカのホームセンターネジを塗り始めました。 やっぱり気に入らんかったんや・・(笑) でもネジ自体が油もつれなので、指で軽くこすったらまた元のピカピカに戻っていましたw 今回も色々ハプニングがあり、その時は「勘弁してくれー」と思っても、完成すれば笑い話。車やバイクなどが好きな人は、できるだけ自分で触ってみるのも良いかもしれません。 知識がつき、経験値が上がることで少々のトラブルも怖くなくなりますし、苦労していじった分だけ愛車への愛着度もアップします。 そして何より、完成した時の気持ちよさはマスター〇ーションと同等か、もしくはそれ以上! こうして半日作業のハンドル交換プロジェクトは幕を閉じました。 おまけ(HONDA Benly C92)
高校時代から一緒にアホなことばかりしてきた親友のケイタが愛車のHONDA CL400に跨ってやってきた! 購入当時からの長年の夢であるオールドスクランブラー風のハンドルに交換するために・・ 今回交換予定のハンドル。 かなりアップ&ワイドでヴィンテージモトクロスを彷彿させます。 そしてこれが、ケイタが買い集めたハンドル交換に伴い必要不可欠な部品たち! ケーブルやホース類はノーマルでは長さが足りないのでロングタイプに全交換しなければいけません・・・ にしてもエグイパーツの量。 ちょっとしたバイク屋が開けるんじゃないの? で、挨拶もそこそこに早速作業開始! 作業の邪魔になるもの(タンクやシートなどの外装類)はすべて取っ払う。 ケイタも黙々と作業します。 2人がかりなので作業が捗る捗る! 2人とも完全にカスタムの神様に支配されています。 あっという間にジャンクヤードスタイルに・・・ おニューのハンドルにもちょい加工。 スロットルグリップの供回りを防止するストッパーを差し込む為の5.5ミリ穴をドリルで開ける。 ギョリギョリ・・・ このあと、チョーク・スロットル・クラッチ各種ケーブルを10分足らずでペロッと交換し、ニューハンドルを取り付けたが、2人とも作業に夢中になりすぎて撮影そっちのけ。 あとは問題のフロントブレーキホースの交換・・・。 何が問題って、実はぼく、油圧式ディスクブレーキと呼ばれるものを触ったことがない。 ですので、某原住民並みの知識で交換に挑みます。「オレ ディスク シラナイ」 いい機会なので勉強も兼ねてやってみましょう! まずは作業しやすいようにドックにぶっこむ。足回りをいじるときは体勢もキツイし、何しろ砂利の地面にネジでも落としたら、それを探すのに余計な時間がかかりますので。 油圧ブレーキ専用の油(ブレーキフルード)を抜き去り、キャリパーを取り外す。 ちなみにこのフルード、塗装面に付着するとたちまち塗装を剥がしてしまうので注意! 「ついでにブレーキパッドも交換してほしい」とのことなので、写真右側の新品野郎に交換します。
久しぶりに晴れたので、薔薇の続きを! サフェーサー(下地塗装)を吹き付ける前に400番のサンドペーパーで表面に細かい傷をつける 「足付け」と呼ばれる作業を施します。 この作業で塗料のノリを良くするんです。 サフ3回重ね塗りから3日が経過。完全に乾いてますね 湿度が高いので、塗料の硬化剤を多めに混合したのが裏目に出て表面がツブツブになってしまい 研ぐのが大変です。 あわてて作業するとかえって後々時間がかかってしまうんすね。 それでもツルツルになりました! 写真は表面に洗ったあとの水が付着していているので光を反射しています。 このあとの作業としては、まず、ベースカラーのグロスホワイトを塗装→マスキングで 色分けをした後クリア塗装でフィニッシュという感じ なにへん梅雨時期なので作業がはかどりませんが、天候と相談しながらボチボチ進めてまいります
2008年の写真です。すこぶる快調だったCB72タイプ2 45年くらい前のバイクで、ホンダのベストセラー「CBシリーズ」の初期モデルで知る人ぞ知る名車 この写真の後、友達と高知⇒香川⇒徳島⇒高知の400キロツーリングに行ったとき、250キロを過ぎたあたりから左のマフラーからものすごい量の白煙がモクモク・・ 左シリンダー内にオイルが混入し、そのオイルが燃焼して白煙になるのですが、何にしても大問題です。いつエンジンストップしてもおかしくありません。 高知(自宅)までは150キロほどあります。「いけるところまで行こう・・」 夏の天気は変わりやすい。突然夕だちが降り出し、さらに僕の心を折ってきます。 このときの不安点 1.左マフラーからの異常なほどの白煙 2.硬化したつるつるタイヤはコーナリングで容赦なくスリップ 3.雨による電気系統・気化器(キャブレター)のトラブルの恐れあり 4.雨で前が全然見えん&さむい 5.カスカスシート&スカスカリアショックのせいで尻の肉がユッケ状態(感覚的に) それでも尻の痛み・打ち付ける雨の痛みに耐えながら半泣きで何とか無事帰宅・・帰宅の安堵感、極度の疲労でこの日の風呂はどんな健康ランドより気持ちよかった! そして翌日、完全にエンジンが息絶えていたのです・・・ 最後の力を振り絞って僕を家まで送ってくれた気がしてなりませんでした。 「・・・よっしゃオーバーホールじゃぁぁぁ!!」 しかもどうせならフルオーバーホールで! 分解!サービスマニュアルがあるので安心して分解! 開けてみると中は結構きれいやね。 カムのベアリングはベアリング屋さんからの流用がきくので手加減なしでぶったたいて外す 尚、カムシャフトは真ん中で分割する仕組みで、抜き取る方向等パズルみたいで超楽しい ロッカーアーム等外したパーツは液体クリーナーに漬け込み、灯油でピカピカに洗浄した後、オイルに漬け込みサビを防止。 問題の左ピストンは燃焼したオイルがピストン上部にこびりついて象肌状に(画像は分かりにくいのですが) 原因はピストンリングの磨耗によるすり減りでオイル上がりを起こしていたと思われます この後、クランクケースを割ってミッション等フルクリーニングしましたが、ごめんなさい写真を撮ってません。 内部はやっぱり綺麗。ベアリング・ガスケット類はすべて新品に・・ 油分を除去し、耐熱シルバーで塗装して組み付け。ピストンは社外の怪しい0.25オーバーサイズのハイコンプタイプに。(のちにこのピストンチョイスが悲劇を招くこととは知らずに) それに合わせてシリンダー側も内燃機屋さんにてボーリングします。バルブ面のシートカットもしてもらいました バルブ組み込みの際はバルブコンパウンドですりすりして合わせ面を出す作業を忘れず。 もちろんピストンリングも新品 カムチェーンはクランク内に落とし込まないように注意! シリンダーヘッドも組み付け。サンドブラスト処理の後耐熱シルバー塗装 すべての組み付けが終了し、ためしにクランクを回転させてみた 「ガリっ!」・・「えっ?」 仮付けプラグを外して青ざめた・・プラグの先っちょがひん曲がってる あの怪しいハイコンプピストン。ピストン上部の山が高すぎてプラグと干渉してしまったようです! 組みあがったばかりのエンジンをまたバラさなければならなくなりました 「・・・・逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!逃げちゃだめだ!」
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