2014.03.18 Tuesday/ |
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本川村の氷室の大滝に行ってきました。 氷室の大滝は江戸時代、この近くの氷室に切り出した氷を保管し、当時の藩主山内忠義に献上したそうです。 知り合いのおばちゃんに携帯の画像で凍った滝をみせられ、「ひょえーっ!」 度肝を抜かれたのがここに来たきっかけ。 おばちゃんにアクセス方法や所要時間、道路状況など執拗なまでの聞き込みを行い望んだはいいが、現地で滝つぼに向かうまでに雪山をひた彷徨いました・・・ 昼食を摂ってなかったため、襲い来る土佐の妖怪「ヒダル※」を持っていたアメ玉でかわしつつさらにグイグイ登る。 ※ヒダル・・・空腹によるハンガーノック、低血糖で動けなくなることを昔の人はヒダルという妖怪に取り付かれたと思っていたのです。 1時間ほど彷徨ったあげく、迷っていることに気づき引き返す。 結局登山道入り口から徒歩5分のところに滝つぼへの入り口を発見。 この看板を見たあなたはすでに行きすぎです。 引き返してもう一段下で入り口を探しましょう。 「大たび滝つぼ」の文字が消されているにも関らず、捻くれ者の僕はこの看板を左折し、危うく滑落するところでした。 こういう人が山で命を落とすんやろうな・・ 直下から大滝を望む。 重みで割れたツララがバンバン落ちてきているので、これ以上近くに行くのはムリ。危険です。 3時間ほど一言も発していなかった僕は、人に会えた嬉しさもあいまって、大月町から来たというお客さんに思わず「ここ分かりにくいですよね!僕は間違えてずっとずっと上まで行ってました!どうせなら上の看板を・・・」とこれまでの不満をぶちまけてしまいました。 めんどくさかったと思います。すいませんでした・・ さて、この滝、水量は少なめですがスラっと細い線が約35メートルの落差から流れ落ちる様も神秘的で一見の価値はあります。 以前は石槌の修行僧もこの滝に打たれていたそうです。 秋には紅葉もキレイで、年中違った表情を楽しめます。 このツララを維持するために上からパイプで分水し、ノズルでしぶきに変えて壁面に吹き付けています。 今回の反省 一、事前調査はしっかりとすべし! 一、メシを食っていくべし! 一、初対面の人に愚痴るべからず! おしまい
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