2014.03.18 Tuesday/ |
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「なぜだかわからんが妙に萌えるモノ・・・」みなさんも一つぐらい持っているのではないでしょうか?
ジーザス! 車庫に止めてあったラビットだが、しばらくエンジンをかけずにいたらガソリンがダダ漏れしていた。 ガソリンコックはOFFにしていたが、キャブレター周辺からジビジビと漏れ出している様子。 しかも、走行中にプスプスと失速→しばらく停車すると再び発進する。 まったく・・・ まずはタンク内のガソリンを抜き取る。 抜き取ったガソリンは捨てるともったいないので保管しておく。 タンク内のガソリンをキャブレターに送る開閉弁(ガソリンコック)を分解してみる。 するとガソリンの入り口側から大量の「何かのカス」が出てきた。 走行中のプスプスはこれが原因。 カスが詰まってガソリンの流れをわるくしていたようだ。 それとコルクパーツの劣化が原因でガソリンの止まりも悪くなっている。 もちろん純正部品など探してもなかなか見つからない。 あってもかなり高額。 そこでラビットのパーツを独自で製作・販売している業者さん「ラビットハウス」でコック内のパーツを発見。 今でもたいていの部品がラビットハウスさんで入手可能。 これを組むことで、走行時の失速は改善されるはず。 お次はガソリン漏れの原因を追究する。 キャブレターからもれていたので、車体から外して分解。 キャブ内部のガソリン貯留室(フロート室)へガソリンを送るためのバルブ(水洗トイレのタンクとほぼ同じ仕組み)に異常があると判断。 40年も昔の機械なので、金属同士が擦れ合う部分は磨耗により、どうしても隙間ができる。 わずかな隙間からガソリンが漏れ出していたのでしょう。 で、取り外して新品に換える。 上のピカピカが新品。 ちなみにこちらもラビットハウスで購入。 ホントにラビットハウス様様。。 取り付けたら保管していたガソリンを注ぐ。 しばらくエンジンを回してみて、止める。 どうやら漏れは無さそう・・・ とりあえずコッソリおかんのジャケットを借りて「べスパで出勤中のヨーロッパの新聞記者」をイメージしながらテスト走行。(言われなければ伝わらないので) ん〜。まったく問題ないどころか非常に好調! 自分の手で触れた機関が好調に機能している。 そう感じることができるにがポンコツいじりの楽しいところ。 おしまい
「直島ちゃりんこツアー」でお馴染み、龍之介が最近中型二輪免許を取得し、バイクを買った。 ヤマハのブロンコというバイク。 タイヤがひび割れしていて限界なので交換することになった。 交換前のタイヤ。 ダンロップTT100。 ダンロップを代表するビンテージレーサータイプのタイヤだが、こんな太いサイズは初めて見た。 交換するタイヤがこれ。 ダンロップD608というブロックタイヤ。 オフロードはもちろん、オンロードも快適に走れる優れもの。 しかもビンテージっぽくてカッコイイ。 龍之介のブロンコはビンテージモトクロスっぽいカスタムがされているので、しっくり来ると思う。 いきなり出来上がり。 作業する時、必ず音楽を聴く。 集中できるから。 特に70〜80年代Jポップは抜群に集中できる。 中でも「少年隊」は写真も撮り忘れるほど。 フロントタイヤは楽々交換。 最近立て続けにタイヤ交換を行っているのでだんだん要領がよくなっている。 問題はリアタイヤ。 取り掛かる前に出来心が働く。 「尻をこすりつけておこう」 古くなったタイヤはゴムがガチガチに硬化しているのでものすごい力が要る。 タイヤレバーという道具でホイールからタイヤをはがしていくのだが、このタイヤが今までで一番苦労した。 この作業、いつもつくづく「腕が3本欲しい」と思う。 再びいきなり出来上がった図。 「シブガキ隊」の最高にゴキゲンなBGMのせいでまたも写真を撮り忘れた。 リアタイヤは取りかかりからここまでで1時間弱かかっている上、腕もパンパン。 組み付けて作業台から下ろす。 リアはちょっと細くなった分、スポーティな印象でなかなか悪くない。(自画自賛) 交換後、一度限界まで空気を入れておいて、適正空気圧に戻すと大抵タイヤのブレはなくなる。 最後に、今回外した部品の締め付けなどを再度点検し、テスト走行。 集中しすぎて尻をしまい忘れていたこと以外は問題なさそうなので完成とする。 「クックックッ・・・龍之介の喜ぶ顔が目に浮かぶぜwww」 おしまい。
特撮テレビ番組「ウルトラマン」の敵としてあまりにも有名なジャミラ。 ジャミラ・・・元々は某国が打ち上げたロケットに乗っていた宇宙飛行士であり、正真正銘の地球人であった。 事故によって水のない惑星に墜落し、救助を待つ間に体が変異し怪獣の姿になってしまったという逸話は皆さんご存知のとおり。 身長:50メートル 体重:1万トン 攻撃:口から高熱の火を吹く(100万度) ちなみにジャミラはアラビア語で「美しい」という意味を持つことはここで言うまでもない。 前置きが長くなってしまったが、30分前、突然どうしようもなくジャミラの画像が見たくなった。 ネットで画像を探していたら「ジャミラに似た何か」を沢山発見したので紹介する。 30〜40代(ウルトラマン世代)の方なら一度は試みたことがあるだろう。 一番手軽にジャミラを楽しむ方法。 デザイナーは熱烈なジャミラファンだということは火を見るよりも明らか。 そのクオリティにオーディエンスも目をそむけざるを得ない。 ジャミラネコ。 一瞬「おっ」と思うがよく見るとやはり猫。 ネコ好きにはたまらない一枚。 寝袋を着たまま歩くことができる優れもの。 寝具を着用のまま移動するシーンがイメージできないが、「寝たい」でも「移動したい」でも「寝袋から出るのが面倒」というモノグサさんにはもってこい。 容姿はかなりジャミラに近いが、真剣な表情が妙に悲しい。 もうジャミラにしか見えない。 フェニックス製カメラ。 ストラップ部を腕に見立てていただきたい。 大きさに関しては一番近い。 外部的な力による不本意なジャミラ。 それにしても、何があったんだ・・・ 知れば知るほど魅力的な怪獣「ジャミラ」 皆さんの近くにも「ジャミラに似た何か」が潜んでいるかもしれない。 ぜひ目を凝らして日々の生活を送ってみてはいかがだろう。
数日後、注文していたウォーターポンプが来た。 久々の機械イジリでドキドキしている。 まずは作業しやすいようにフロントグリルとラジエターを取っ払う。 写真左がぶっ壊れたやつで、右の新品野郎に交換する。 取り外したところ。 新品を取り付ける前にオイルストーン(包丁を研ぐ研石のようなもの)で、部品同士を密着させるため古いガスケットなど接着面のデコボコを削る。 その名のとおりオイルを塗布して使用する。 いくらオイルストーンで面取りしても、金属同士が100パーセント密着することはない。 ミクロの隙間から液体が漏れ出してしまう。 そこで、パーツとパーツの間にガスケットと呼ばれる厚紙をはさみこみ、細かな隙間を完全にシャットアウトする。写真右は元々A3サイズのガスケット紙を型抜きし、切り抜いたり穴を開けて作ったもの。 ちなみにガスケット紙には写真左側の液体シール剤を塗りこんでおく必要がある。 取り付け完了! 本当にちゃんと機能するのかは、運転してみないとわからない。 ラジエターを外したついでに、洗浄しておく。 水道水を注ぐと、腐ったトマトジュースみたいな水が出てきた。 水に濁りがなくなるまでひたすらシェイク。 サーモスタット(エンジン内部で熱せられた水の温度を知るためのセンサー)もピカピカに磨いておいた。 サーモスタットが収まる部分もオイルストーンにて面取り作業をしておく。 自家製でガスケットを作る時、写真の缶「光明丹」が重宝する。 オイルと混ぜ表面に塗る。 あとは切り抜く前のガスケット紙にスタンプのように押し付け転写する。 で、転写された光明丹の通りに切り抜いたのがこれ。 この作業、楽しくて好き。 サーモスタットとラジエター、各種水が通るホース類も取り付け完了。 水道水を注入し、いざエンジン始動! キーを回すが、「かちちちち」と言うだけでエンジンがかからない。 そういえば回収した夜、道中暗かったのでライトを点灯していた。 そのためにバッテリー上がりを起こしていたのだ。 「泣きっ面に蜂」 仕方ないのでバッテリーをジャンプさせてキーを回す。 あっけなく始動。 取り付けたポンプはシュルシュルと静かに回る。 このまま水道水が完全にエンジン内を循環するまで1分ぐらいエンジンを回す。 さらに先ほどの水道水を完全に抜き取り 今度は新しいクーラント(冷却水)を注入する。 この液はエンジンの冷却効果を上げる他、内部のさび付きや冬場、冷却水が凍りつく現象を防ぐ。 ちなみにクーラントは水道水と30〜50パーセントの割合で混合しなければならない。 しかしこの色、アメリカのアニメ「ミュータントタートルズ」を思い出させる。 各部の点検をした後、テストラン。 問題はなさそう。 帰宅後、ポンプが入っていた箱を捨てようと中をみたら・・・ 付属のガスケット紙が出てきた。 あぁ・・・時間かけて作ったのに・・・。 こんなことは多々あります。 たぶんいずれ使う日が来ると思うので大切に保管しておきましょう。 そんなこんなで、ダッツンは無事蘇生。 久々に一日中油にまみれ、無心で機械と戯れた有意義な一日だった おしまい
ある雨上がりの夜、「ゆず」の「栄光の架け橋」を熱唱しながら帰宅中のこと。 走行中のダットサンは、突然「ギャリッ」という音とともにボンネットから激しい蒸気を上げた。 水温計は異常な値を指していた。 停車と同時に大量の赤茶びた水がエンジン部分からダダ漏れだした。 ここは土佐山村。街灯ひとつない山の奥で立ち往生してしまった。 「ふっ、どうせウォーターポンプあたりの故障だろ。大体察しはつくぜ!オレも旧車乗りの端くれ。こんな時の対処方はひとつしかねえ!」 ピポパ・・・プルルル・・・ 「あ、もしもし?おかあさん?くるまがこわれたき迎えに来てくれん?うん・・・そう・・・すまんね」 ピッ・・ 「楽勝!」 翌日、牽引にて車を回収することに。 1時間かけて帰宅。 エンジンのかかってない車は恐ろしいほどブレーキが効かない。 何度も前の車に追突しそうになったが、右足をパンパンにしながら何とかピットイン。 原因は、察した通り運転により熱を持ったエンジンを冷却させるための水を循環させるための「ウォーターポンプ」が破損したため、そこから大量に冷却水が漏れ出していたのだ。 幸いヤフオクで純正のポンプを手に入れることができたので、これを交換することにする。 つづく
美術館までの鬼坂とは打って変わって、緩やかな下り坂を下ると徐々に古い町並みが広がった この本村エリアでは古民家を丸ごとアートオブジェクト化した「家プロジェクト」が展開されている そのひとつ「はいしゃ」に立ち寄った が、事前にチケットが必要とは知らず、購入を試みるがすでに販売時間は終了していた 「はいしゃ」の窓から中に鎮在する謎の巨大自由の女神を拝んで、さらに本村中心部をめざす 17:15喉が渇いたのでカフェを探した。 古民家は古いもので築400年のものもあるとか 極細路地を抜けたら真っ青な海が広がった カフェ「コンニチハ」を発見したので、ここで喉を潤すことに 何てスローな日曜の昼下がりだ・・・ ふと、店員さんに「高松行きフェリーの最終は何時ですか?」と問いかけた。 店員「17時35分ですよ〜」 青ざめた。時計を見たら30分を回っていた 「カマイタチでも間に合わんぜ!」とよくわからんツッコミが飛び出すほどテンパっていた。 ジンジャーを飲み干そうとした僕に龍之介は冷静に言った 「あわてるな」 珍しく自信にあふれた表情をしていたので、次のセリフに期待した。 「一泊しようぜ」 思わずノリで「いいね!」と言いそうになったが、翌日は仕事なので却下 見かねた店員さんが「豊島経由なら19時15分の便がありますよ〜」と提案 確かにこの時点で直島を40パーセントも満喫できてない。 あと1時間半もあればそこそこ満足して帰れるでしょ 680円ではフェリーに乗れないので、ATMで金を引き出した 時間的余裕もできたことやし、直島にきたらこれを見んと帰れんよ。 時間的余裕もできたので、クサマヤヨイの黄色いカボチャを見に。 青い海に黄色が映えててめっちゃキレイです。 しかし、二大名所(勝手に)のうちのひとつ「直島銭湯」をまだ見てない。 店員さんは本村港を19時15分と言っていたな・・・いける! てことで、直島銭湯を目指して再び宮ノ浦エリアへ 島を縦断する道路を走れば、宮ノ浦〜本村間をなんと5分で行き来できることが判明。 てことで直島銭湯着。 最終まで45分・・・いける! 当然浴場内は撮影禁。 中はとにかく独特の雰囲気。 タイルは江戸時代のエロ本で天井には超デカイ象。気になる方はゼヒ入浴を! 出たころにはあたりは日没。 ちゃっかり直島銭湯Tを購入。(完全にうかれてます) フラっと港へ うおっ!! 夕日めっちゃキレイやん と、ひたりつつ時計を見ると19時! そろそろ本村港へ向かうか・・・ 来たルートを戻り19時5分ごろ本村港着 ここで港に居たメチャ長い釣り竿を持ったおばちゃんに確認してみた talow「豊島行きの最終はここから乗るんですよね?」 おばちゃん「あら?豊島最終は宮ノ浦港からしか出んよ?」 「ぎゃーっ」 間に合わん!2人はフル立ちコギで再度宮ノ浦へ 「店員さんにハメられた」と龍之介 ツールドフランスばりにかっ飛ばし15分ジャストにフェリー乗船! ホッとしたはいいが、せっかく風呂に入ったのに汗だく こうしてハチャメチャな直島カフェちゃりめぐりは幕を閉じた。 最終的には運で帰宅できた 2人のノープランのせいで足はパンパンで汗だく。 おまけに直島を6割も楽しめていない 旅のプロなら「もったいない時間の使い方」と思うかもしれない でも、直島直通に乗っていたら銭湯に入ることもキレイな夕日を拝むこともできなかっただろう。 おっちょこちょいを合理化するわけではないが、プランがすべてではないと思えた奇妙な旅だった 帰りの道中は眠すぎて男2人スピッツを熱唱しながら高知までの帰路についた 男旅「直島編」はこれにておしまい☆
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